2008年07月20日
尊敬と模倣について
こんばんは。
「全ての芸術は模倣から始まる」
これ、今の世界を見透かしたように思いませんか?
確かにインターネットの世界には模倣だらけの様相を否定できません。
しかし、少しだけ立ち止まって下さい。
愉快犯的に著しく著作者であるアーティストを陥れようとするようなサイトばかりなのでしょうか?
私はそう思いません。
どちらかというと、
リスペクト(尊敬)するあまりにネットの世界に出回っている画像や動画を使って、
どのように好きなアーティストを啓蒙する事が出来るかという事を行っている布教活動なんだと考えます。
著作者の著作物を許可無くコピーするまたはコピーを助長するような事を、
行うような行為を行っているのであれば、それはゆゆしき問題だと思いますが、
そういうサイトばかりではないでしょう。
いや、無いだろうと信じています。
そもそも、著作者に大して何の愛も感じられないようなサービスであれば、
YouTubuのような動画サイトがこれほどまでに市民権を得ることが出来るでしょうか?
と開き直っても仕方が無いですね。
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そうはいっても限度はあります。
著作者に対する愛が故に、
YouTubeにアップされている動画をBlog等に再掲載する事が本当に良いかどうかについてです。
行き過ぎた行為は違法だと言われても仕方が無いでしょう。
しかし、もっと売れて欲しいとか私の投稿で売れるきっかけになれば的な親心で、
アップしている方も多いでしょう。
※少なくとも私の源泉はリスペクトしているアーティストに対する「愛」です。
その「愛」の根拠は、
自分が持っている素晴らしいアーティスト達の楽曲を啓蒙できたらとい事。
この行為は「著作者に対する著作権侵害になるんでしょうか?」
でも、この「間接的なアーティストの応援行為」は”両刃の剣”です。
とても難しい問題ですので、
時々、著作権について考え直す機会を持った方が良いのかもしれない。
そんな熱帯夜の夜なのでした。
Posted by もとお@SEAES at 21:01│Comments(0)
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