足のウイングと大田尾FB

もとお@SEAES

2008年11月23日 20:10



2004-2005シーズンの12/3、ヤマハラグビー部ははここまで5勝1負と頂点を
目指して勝ち星を重ねていました。
次の相手NECグリーンロケッツ戦に向けてヤマハ大久保グラウンドで厳しい
練習が行われていました。

全体練習が終わると、チーム全員はバティヘッドコーチを囲む円陣をつくり、
次戦のスタメン、リザーブ選手がトップジャージを受け取るヤマハの伝統の気
合入れのセレモニーである通称「ゼッコーチョー」が行われます。

この日はバティヘッドコーチのはからいで、ポジションのライバルや後輩が選
ばれた選手にジャージを渡しました。

14番ウイングに選ばれたのは、ヤマハの超音速攻撃機の西村弥(にしむら
わたる)選手、この頃、ヤマハには二人の「わたる」選手が在籍し、西村選手
は「弥(わたる)」、もう一人名SH(スクラムハーフ)の村田亙(むらたわたる)
選手がおりました。

西村選手にボールが渡れば後は超高速で走り抜けるのを追いかけるのみ。
プレゼンターは新人の山田和弘選手、移籍入団の山田選手は「若くありませ
んが新人です」と入団の弁を語ってくれたことを思い出します。


そして15番はフルバック、この日に選ばれたのは新人の大田尾竜彦選手、
早稲田時代からSO(10番スタンドオフ)がポジションですが、試合がはじまれ
ば、レオン・マクドナルド選手とスイッチしながらSOのポジションでも活躍する
マルチな働きが期待されていました。

プレゼンターは、フルバックからセンターなどこちらもマルチで働く超音速戦闘
機の一人の辻井厚之選手、後にチーム最大のトライゲッターの年を迎える選
手でした。

ヤマハを応援する心はイチロー的こころと共に書いています。
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