スタンドオフとセンター

もとお@SEAES

2008年11月22日 20:08



2004-2005シーズンの12/3、ヤマハラグビー部ははここまで5勝1負と頂点を
目指して勝ち星を重ねていました。
次の相手NECグリーンロケッツ戦に向けてヤマハ大久保グラウンドで厳しい
練習が行われていました。

この試合に出場するメンバーにトップジャージが渡されるのは試合の2日前、
全体練習の後、バティヘッドコーチから渡されるジャージはコーチのはからい
でチーム内のライバルから渡されることになりました。

10番スタンドオフはチームの指令塔と呼ばれます。
スクラムからボールを送るスクラムハーフからのボールを受け取り、横や後ろ
に展開する5人のバックスやフォワードを使い、攻撃を組み立てていきます。

この年入団した名手レオン・マクドナルド選手にジャージを渡したのは中村大
輔選手、この年は若手を率いる試合でSOをつとめるも、公式戦の指令塔は
はレオン選手に託します。


11番はセンター、バックスの中のコンビネーションを大切にボールを前へ前へ
と運び、トライに持ち込みます。
この日トップジャージを受けたのは冨岡耕児選手、新人ながらこの年の開幕戦
に初出場し、ヤマハの1トライ目を決めたセンスを買われての出場です。

プレゼンターはチーム一の俊足にして、じつは高校、大学共に先輩にあたる永
本宗秀選手、「先輩がんばります」という冨岡選手にポジションは譲れど、この
後、永本選手は冨岡選手とともにチームのトライゲッターとして活躍してゆくこ
とになります。

ヤマハの選手層は各ポジションに多くの選手が互いに競い合ってポジションを
とりあいます。 それが強いヤマハをつくっていくのです。

ヤマハラグビー部を応援する心はイチロー的こころにも書いています。
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