大田尾竜彦ジャパンスコッドへ
2004-2005 9月11日、ジャパンラグビートップリーグ二年目開幕の前週、ヤマハラグ
ビー部は大久保グラウンドに豊田自動織機を迎えてトップリーグへの最終仕上げを
見せる練習試合を行いました。
今夜の主役はこの年にヤマハに入団した大田尾竜彦選手(スタンドオフ、現在ヤマ
ハ副将)、ジャパンスコッド選抜を記念して書いております。
日本ラグビー協会は11月16日に開催されるリポビタンDチャレンジ2008「日本代表
対 アメリカ代表」に出場する
日本代表スコッド(候補)を発表しました。
ポジション別に選ばれたスコッドの中に、今回ヤマハからは大田尾竜彦選手と成長
著しい松下薫選手、矢富勇穀選手が入っています。
2004-2005に入団した大田尾選手にとって5年目の今年、写真の入団の頃からヤ
マハで活躍し、その前へ出るプレイスタイルを認められたもの、大田尾選手の桜ジャ
ージ(ジャパン選手が切るジャージ、胸に桜のマークがついている)を見るのが楽し
みです。
思い起こしてみれば、早稲田の主将として名SO(スタンドオフ)として活躍後入団
してから5年、大田尾選手は体をつくり、指令塔としてさまざまな経験を積んで今年
を迎えた。
今年は、長年勤めたSOの座を大西将太郎選手にゆずりながら、昨年より精度を
あげたダブルSO攻撃でヤマハの快進撃を予測されていながら、残念な大西選手の
怪我でSOに復帰し、先日恩師が率いるサントリー戦で勝利した。
マンオブザマッチも受賞して、今回のスコッド入りとなりました。
入団当初はプリンスなどと呼ばれた若き戦士も、今やヤマハを背負う指令塔となり
今回はジャパンの指令塔を目指すチャンスを得ることになりました。
ファンとして応援しながらも、ロングパス、飛ばしパスが持ち味として入団した大田
尾選手が、努力したところは自らを前へ前へと押し出しながらの攻撃です。
大田尾選手が前へ出たならば、ヤマハのラインがあがる、これはジャパンでも同じ
ことかと思います。
ここ数年、取材の場でも大田尾選手がよく写るようになったのは、より攻撃的な位
置を占め、ともすればサントリー戦同様、巧みなだけにパスダミーから自らトライに
持ち込むから、カメラマンは大慌てとなる。
見事なプレーに追いつかない試合が続いておりました昨年でした。
今年は5年目のシーズン。いよいよ大田尾竜彦選手の本領が発揮される年となり
ました。
ハーフタイムに大田尾選手の気合で後半を引き締めることも多いと聞いています。
時間いっぱいに前に出てゆく大田尾竜彦選手、今年は見逃せません。
ぜひに桜ジャージ後のトップリーグにも期待するところであります。
「がんばれタツ!」
ヤマハを応援する心は
イチロー的こころと共に書いています。
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