初めてのラインアウト
ラグビーのルールがわからない。
ラグビーの試合へ行こうと誘えば必ず出る言葉ですが、ヤマハラグビー部の
取材をしながらも2003-2004のトップリーグ初年度は何もわかりませんでした。
ラグビーはとても簡単な基本的ルールがあります。
自陣を守りながら、相手の陣地を目指して前へ前へ行く陣取り合戦と思えば
よく、ボールを持つ蹴るかして前へは進めますが、パスは並行より後ろにしか
投げられないというだけなのです。
一試合見ればなんとなくわかってきて、次からはそのプレイを知るようになる
そんなラグビーの覚え方をしてきました。
”ラインアウト”はラグビー独自のボールの奪い合いです。
サッカーではタッチラインから出てしまったボールをフィールドにスローインして
奪い合いますが、ラグビーは投げたボールを空中戦で奪います。
タッチラインから投げるのはほぼチームの背番号2番をつけるフッカーが行い
ます。(フッカーとはスクラムの最前列の中央にいる選手)
奪いあうチーム同士のフォワード選手はフッカーから垂直にラインを作って二
列に並びます。
その中央を狙って投げるボールを両チームが空中で奪い合うのがラインアウト
です。
その際に、二人ないし一人がジャンプする選手(ほとんどがロックと呼ばれる
チームの高身長の選手)の足を支えて持ち上げるのです。
ジャンプする選手は太ももに滑り止めのテープを巻いていますからジャンプし
そうな選手はあらかじめ分かりますが、何人かが飛びますのでフッカーのス
ローインはサインで行っています。
試合の中でラインアウトとスクラムは数多く見ることができます。
試合で見ながら一つづつ覚えるルールやプレイでラグビーをもっと楽しめるよ
うになるのです。
撮ってから覚えるルール、そんな方法で取材を進めていた初年度でした。
この日のレポートはこちらです。
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