焼き餅を焼く

もとお@SEAES

2008年09月29日 18:20



「餅搗きの経験はありますか」

浜松泉のつちや餅店の二代目と自慢の餅話をしている。

もちろん(シャレではない)、子供の小さい頃幼稚園の行事や自治会行事で
餅搗きがあり、男どもは女衆の蒸した餅米を受け取り、臼でこねてはペッタン
ペッタンと搗いた思い出がある。

たまにしかやらないから、こねるだけでも腰が痛くなり、搗けばすぐに顎が
出る、なかなか重労働であったことを覚えています。

「うちは餅屋ですから、福ツキ餅(大福)もあの餅でつくるんです。

そう言われて大福を想像すれば、和菓子屋さんのはお餅そのものでなく、
柔らかくて餅とは違う。

搗いた餅を粉をふったトレイで持っていき、子供たちが丸めては餡子を入れ
てつくる餅がつちや餅店の福ツキ餅なのです。

「日保ちしませんから」というのは確かなことで、子供たちが食べきれない
分はお土産に持たせてくれるのだけれど、次の日まではとてももたない。

正月前の寒い屋外で搗いた餅はその日のうちに食べるのが美味しいのです。

「もちろん、餅ですから焼くとうまいですよ」、二代目が言うまでもなく焼いた
大福は別物のうまさなのです。

前回のざくざく会ではこの焼き福ツキ餅(大福)を二代目に提供された。

コガコガと焼け、餅がこげた香りはお酒を過ごした後でも誰もが満足した。

今度仲間の楽しみ会がある。 またこれを七輪で焼いていただこうと思って
います。

「とっておいてよ二代目」、「電話予約いれてくださいよ」

つちや餅店の福ツキ餅は、福とツキで縁起がいいから限定数量がすぐになく
なってしまう

だから、また貴重なのだ。

二代目に裏口から。。。。ともいかない。 朝一番で電話しますよ二代目。

しっかりツキをお願いしますね!福持ちになりたいからね!
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