この記事を読んで思った事をつらつらと。
■ドイツの国民IDカード、RFID付きにリニューアル
http://japanese.engadget.com/2010/08/24/id-rfid/
上記記事にあるように、ドイツでは国民IDカードがICカード化されるんだそうだ。
なんだか羨ましい。
まず何が羨ましいって。
『身分証明書を全ての国民がみな持つ事が出来る!』
これは本当に素晴らしい事である。
今、100歳以上のお年寄りが日本各地で”行方不明”になっている。
それもこれも、今まであまりにもずさんに管理してきた結果が、
招いた事に他ならないといっても過言では無いだろう。
ま、行政だけの問題でも無いのかもしれない。
私がまだ子供の頃には、近くの交番からお巡りさんが家庭訪問をして、
家族構成などを調べたりしていたものだ。
それが「個人情報保護法」という法律が施工された以降は、
全て個人情報の取扱について、過敏になり多くの対策を迫られている企業も多数ある。
※しかし、スパムメールや迷惑電話の類は一向に減らない、何で?
私もIT業界に身を置くモノとして、
個人情報の取扱については、細心の注意を払って対応しているが、
一部の心ない人達のおかげでITに携わる人間全てが影響を受けている事を、
もっと大事に捉えて欲しいモノだ。
そういう議論がある中で、
”国民総背番号制”の導入を今の政府は本気で取り組むつもりは無いだろうか?
結局のところ、”埋蔵金”も出てこないし、景気回復の見通しも立たない、
景気対策にも一向に動こうとしない。
ただただ、自分の進退のみを考えて国民生活を二の次にし、
全ての企業任せにしようとしているあたりをみると、本当に呆れてしまうばかりだ。
税収が増えないならな、増えないなりに何か考えるべき時が来てるのだ。
一番簡単だし、全ての国民が今一度、議論するべき事こそが”国民総背番号制”であり、
国民IDカード化導入なんじゃないのだろうか?
何故、これほどまでにITが浸透している我が国で、
身分証明書がIDカード化されないのか不思議でならない。
ちょっと横道にそれるが、
今年10月に値上げを予定しているタバコ。
タバコの自販機は、タスポというICカードが無いと購入出来ない事は、
ご存じだろう。
実は、このタスポ。
顔写真が入っているにも関わらず、身分証明書として利用する事が出来ない事は、
ご存じだろうか?
ちなみに、私の知り合いから聞いた話で恐縮なのだが、
写真は何でも良く、知り合いのカードは外国の映画俳優の写真になっているそうだ。
もうメチャメチャである。
何れにしても、国民IDカードの導入を行う事で、
年金や納税、医療や介護、もちろんドナー情報にも使えるだろう。
景気対策として意外に効果を発揮するのでは無いのかな?
と最近、強く思うのだ。