レンジファインダーの魅力

もとお@SEAES

2008年12月08日 10:44



随分大げさなタイトルとなってしまい、少々ビビリながらもこういうカメラが好きさ
話をする。

昔、カメラと言えばこのような形をしていましたねという話からはじめてみる。
カメラをしっかりと持ち、脇をしめてブレないようにシャッターを押しなさいと言わ
れたことが誰にもありました。

右手でカメラを持ち、人差し指をシャッターに乗せ、左手はレンズの根元を持ち、
さまざまな設定をしてシャッターを押す。
カメラの常道であり、このようにして長い間カメラとは使われてきたものでした。

しかしデジタルとなり、携帯カメラまでを持った私たちは違う。
液晶のビューファインダーを見て、手軽にシャッターを押すのは撮った後で気に
いらなければ消してしまえるデジタル方式に慣れたからでもあります。
ファインダー(構図を決める為に覗く窓)に目を当てることもないから略されて
ほとんどのデジタルカメラは液晶を見て構図を決める。
既にカメラの構えさえ、顔の位置ではなく手を伸ばして撮っていたりする。

古き人間は、やはりファインダーを見てしっかりと構図を決めたいと思い、ファイ
ンダー付カメラを欲しがるのであります。

その場合に普及している沈胴式レンズが少々物足りない、電源スイッチを入れ
るとボディから前に突き出してくるレンズ部分は触ることができない。

本来の写真撮り姿勢である、左でレンズあたりを持って安定させたいとも思うの
であります。

最新式のカメラを見ると(一眼レフ以外)、ズームはシャッターまわりのスイッチ
で行うことが多く微妙なる構図を決めにくい(足で稼ぐしかない)、本来はグルグ
ルとまわすズームがほんの細かい寄りを可能としていた。

要するに古い方式が好ましいのだ。
レンジファインダー方式とは、このようにレンズがつきだしたまま、一眼レフのよ
うにミラーの稼働を必要としない方式である
(一眼レフはシャッターの度に内臓のミラーがカシャカシャと稼働する)

難しいことは必要とせず、シンプルかつ「昔風」の撮り方ができるこの形が好き
である。

という、変わりもののSEAESの一人がいる。 レンジファインダーが欲しい。
関連記事