重さのパワーショットG10
スポーツ取材の仕事から離れてみると、大きな一眼レフは過剰になるもので、少し
コンパクト機に振りたくなる。
昨日も大判プリントにいったついでに気になるカメラをチェックしてきました。
最近のお気に入りはニコン、キャノンのコンパクトデジカメのトップエンド機、ニコン
クールピクスP6000、キャノンのパワーショットG10です。
今回の話題はキャノン側です。
この2機種は一眼レフと比べればずっと小さく(というかかなり小さく感ずる)、手の
平に乗ってしまうほどのサイズと重量になります。
ニコン :約107×65.5×42 mm(突起部除く)
キャノン:109.1×77.7×45.9mm(突起部を除く) とほぼ同じながらキャノンの高さ
の差がちょっと気になるのは、それが好ましく感じるのです。
この2機種のスペックはほぼ互角というところで、購入を検討するならば使いみちに
よって選べばよいと思うのだが、今回の話題は”重さ”であります。
カメラにおける”重さ”はとても大切な部分で、”手ぶれ”しない機能も充実はしてい
ますが、撮る時にはしっかりと重さを感ずるほうがブレないと思っています。
これは手との馴染みの為、大男と非力な小柄な女性では違いますが、大男の身分
であってみれば重い方を選びたい。
両手に二機種を持ち、ズシッとくるキャノンの好ましさがありました。
両機種ともトップエンド機ながら4万円台と、さほどの価格ではないものの見た目の
高級感はさすがのもので、メカを持っている所有の喜びを感じさせてくれます。
それならば、重さ(好みがあるものです)で選んでみるのも、その所有感と自らへの
フィット感で満足度が変わりそうです。
男性ならばキャノン、ちょっと手が小さな男性や女性ならニコン、外観からもカメラ好き
の男女が手と重さ感で選ぶことができそうな二機種なのでした。
お試しください。 なかなかよいカメラです。
関連記事