C6とはかく乗るべき

もとお@SEAES

2008年12月20日 00:20



海外の写真配信サイトでシトロエンC6の後席から手を振るVIP?の写真を見つけた。

我々ドライバーは、自らの車の後席の魅力に気づかないでいる場合が多い。
おそらくはディーラーで一度乗り込んでみる程度で、普段は運転席に納まってしまう。

じつにシトロエンC6とは、この後席がよいと以前に書いたことがある。
それを久しぶりに思い出している。

なだらかなルーフラインの落ちきらないところにある後席のヘッドスペースは充分に
あり、視線を延ばす後席前端部までルーフは盛り上がり、ここに乗ったゲストは弧を
描いて広がる視界を楽しむのである。

当然とお思いだろうか

シトロエンの魅力はソファともいえる椅子にあり、たっぷりと座りながら広がる視界を
楽しみ、例の特殊な油圧のサスペンションが道を海に変えて走るのを楽しむのであ
る。

高速をクルーズする。こんな言葉は最もぴったりするのは、文字通りシトロエンのこ
とであり、その最上の席は後席となるのである。

ふいにこの席に乗ることになり、全席の二人の会話をゆっくりと聞いていた。
まるでショーファーと秘書の会話のように、後席の最上の席にいた。

「おもわず外に手を振りたくなりましたよ」とその時に言ったことを思い出す。

かくしてこの写真がある。

シトロエンC6に乗る機会があったら後席を試してみるがよろしい。
私たちは運転をするだけを楽しみに車を購入するのでないことに気づく。

ここに誰をかけさせるかを考えて買う車がある。 シトロエンC6である。

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