コスモスの終わりに
当たり前のように思っていると、コスモスの季節はいよいよ最後を迎えて、花びら
のないコスモスが目立つようになっています。
まだ花びらを持つコスモスも一枚づつ花びらを外してゆく。
深い深い秋の終わりを告げているようです。
コスモスほど愛されている秋の花はありませんが、その名はさほど使われること
なく過ぎています。
コスモス、秋桜はまるで秋そのものを現していますのに、少しもったいない。
商品名とは印象です。コスモス+商品名はさまざまに展開できます。
無論、それはコスモスが咲く郊外でもいいのですし、都会では郊外への憧れにも
つながります。
コスモス街道、という名前の曲がありました。
秋桜という曲もありましたね。
それ以外は思いつくものもないのが、秋をあまりに代表するからでしょうか
秋の限定ならば、秋桜餅でも、秋桜饅頭でもよし、秋桜酒も秋桜醤油でもいい。
秋を醸して秋を届ける気持ちには、とても似合うと思うのです。
秋桜工房という名もありそうですね。
コスモスはとても可憐な花で、風がふくたびに風にそよぎ、小さくおいでおいで
と呼んでいるように思います。
一年の花ごよみのように、季節を思わせる花はきっとあるのでしょう。
私たちは海の複数系SEAES(シイズ)FACTORYと言いますが、かつてコスモス・
ファクトリーというバンドがあったことを思い出しました。
これはコスモ(宇宙)の複数形でしょうか
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