TIIDAとルノーデザイン

もとお@SEAES

2008年11月02日 00:23



じつはどうしても気になる車があり、この車の尻につくのが好きである。

”街を小粋にする”のは車であるという友とともに、小粋な車が走っていると
「いいなっ」と思う中、小粋な車とは輸入車だけにあらずなのである。

日産TIIDA、日産の良心とも言えるこの車は、提携関係にあるルノーのデザ
インテイストが入ったと思われるフィニッシュを各所に感じる小粋である。

この角度が特に好きなのは、フレンチ、イタリアンなどの小型車に見られる
リアランプの納まりを持っているからである。



ルノーではないが、これはイタリアン、ランチアY(イプシロン)のフィニッシュ
である。
共にリアハッチとリアランプとの関係が美しく納めている。
ゆえに、後ろ姿が美しいのである。

ハッチをあければ、リアランプは端部に露出し、うまく収めたものだとデザイナ
ーの意図を感じるのだろうと予想しているのだ。

街を小粋にする車には条件があり、決して大きすぎてはいけない。
適度であり、カラフルであり、乗っている人が楽しそうでなければいけない。

大型のシートをおごったと車評で読めば、大きなシートに抱かれて乗る楽しさ
を容易に予測できるのである。

車に刺激を求めるのもひとつの趣味的見識ながら、さりげなお洒落を取り入
れて無理がないのは、もっとお洒落なことである。
なにげなく走り、街を彩るのである。

この車に本皮内装があると聞き、また食指が動く、こういったほのぼのお洒
落は車とオーナーのよき環境をつくるものである。

あるオーナーが「最初は硬いと感じたけれど、皮がなじんできたよ」と言う。

自分に合わせて育てる要素がある車、いいじゃないか。

TIIDAを見ると、ちょっと「いいな」と感じている。もう楽もしたい頃になったか

さて、まだクーペは好きなのさと言っておきたいのである。

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