秋は小さな車で
まだまだ車が一人一台などという頃の前、我々はいつかは大きな車に
と憧れていた。
出世と共に大きな車に乗り換えて、大きな車になる。
車を見れば乗っている人のおおよその年齢がわかったような時代があ
りました。
今や昔、車の選択はさまざま、若い層が大きな車に乗り、高級車に乗
る。そして子供たちが育ち、また二人きりになった世代は大きな車から
再び小さな車に乗る時代が来たのです。
時代はエコ、我々世代向けに小さな高級な何かを持つ車が必要とされ
る。各社はこの層を狙って仕掛けてくるのです。
「秋はどこかへ出かけようよ」と声をかけても、もはや子供はいない。
ならば二人だけに充分な車、それも小排気量にプラスした何かを持つ
車がよいのです。
この秋なら追加されるアルファの最小サイズ、アルファロメオMITOあた
りはいかがでしょう。
たった1.4リッターのサイズのアルファロメオ。
エコでありサイズダウンでき、アルファの盾のマスクを持つ。
大きな車では得られなかった空間の密度の中でドライブを楽しむ。
密度とは、二人の距離でもある。おのずと密度を取り戻して走るならば
また若き日の熱さを取り戻せるかもしれない。
「アルファロメオですぞ」などと言っても最小のアルファは、ご近所では
お買い物カーに紛れていられるのです。
「小さい車に買い替えようか?」
ひと企みはちょっとしたブランド買いでもあるのです。
それがお互いの喜びになるものならば、MITOはブランドを持つ喜びに
なる。そして密度を再び高めてくれるのです。
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