オンタイムorオフタイム

もとお@SEAES

2008年09月09日 22:06



クローズドクーペに乗る。

ファストバックの小粋なクーペは特別に感じずとも十分にスポーツをする。

フォーマルでもなく遊びでもなく、スポーツをその歴史と血を感じさせるの
がプジョーである。

アスリートが着るスポーツウェアは今や街着の中に取り入れられて機能
を着こなすように提案されている。
これを街で着こなすのが、プジョーのまとい方なのである。

出勤時には快適なエアコンの中で今日一日を予感しながら静かな時間
を過ごし、小柄で締まった体を会社の駐車スペースに滑りこませるのです。



自らが決めた時間内に仕事を終わらせられないのはプライドが許さない。

形を崩さない小さなブリーフケースに収まるだけの資料を持ち、デスクか
ら立ち上がればオフタイムになる。

駐車スペースにはブルーライオンが静かに蹲っている。
ドアを開け、ガツンとドアを閉めて、シートの間にあるスイッチを押せばオ
フタイムへの時間が電動で開いてゆく。

秋の夜は充分に長く、空は群青色を残している。

屋根は仕事時間と共にトランクに丁寧に収納され、ウインドシールドから
見上げると道と空がつながっていることを確認する。

あとはブルーライオンと共に秋の空へ向かって走り出すだけ。

プジョー207CCは果たして誰の心を空と同化するのか、想像してみたい

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このブログインプレッションはシトロエン・プジョー浜松の山下さん
ランドマーク・プランニングのemuさんのご好意で実現しました。

尚、このインプレはシトロエンC2 シトロエンC4ピカソ シトロエンC6
に続くものである。
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