草食系男子が増えれば
ついに男子も草食などと言われるようになり、この本が売れるほどに定着したもの
になる。青年は荒野を目指さず、潤う草を食み優しき生き物になったのです。
いつからか男を現すものや男に求められるものが「やさしさ」、「やさしい人」などと
言うものになり、我々男たちは言葉も行動も全て”やさしさオブラート”にくるんで女
性に接するようになってきたのであります。
本来、男らしさ女らしさだと分けて考える気持ちがないSEAESですが、確かに草
食化して草をハムハムしながら生きている感がある男たちがいます。
そして男たちよりかなり元気な女性がいる。
昨日テレビを見ておりますと、若者たちにはもう男女の言葉の区別がありません。
タレントさんが罰ゲームに当たった女性の代わりに罰ゲームにのぞむことは「やさし
い」と評価されますが、その女性は罰ゲームを受けることを「ありえねえ」と言うの
です。
草食男は「ありえねえ」と拒否する子の代わりをする。
彼女はある町の名物を、町の人の協力を受けながらも収録の中で「もう東京へ変
えろ」だの「ありえねえ」を連発していたのです。
これはそういう個性を面白がって呼んだ番組側にも責任はあるのだけれど、男女に
限らず、もうちょっと言葉と発した言葉で誰がどう思うかを考えてほしいものですね。
ンメーッと事務所で草を食べているような男は思うのです。
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