ブログは花を見て何を思うか

もとお@SEAES

2008年10月14日 07:19



口はばったいことを言うつもりもないのだが、ブログがいかなるものか、その
視点はどこにあるものかという話題、もしくは現場で教える中で思うことのひ
とつを今朝は書いてみましょう。

ブログは誰でもない私が書くものであるということは、ご理解いただけるだろう。
では書くあなたとは、何かと考えれば、「誰でもないあなた」を差している。

つまりブログは他の誰でもないあなたが書くもので、あなたの心が表れるもの
だということです。 あたりまえですね。

ではあなたが書く時にごんなことにご留意いただくべきかと展開してみましょう。
ブログに写真を添える方は多くいらっしゃいますが、書く前に写真ありきと考え
た場合にその答えは容易に導くことができます。

さて、あなたはラグビー場にいます。あなたのいるところはバックスタンドです。
さきほどまで応援したチームが勝利をしました。
一緒に応援した仲間がまわりにいて、よかったねよかったねと握手をしたり手
を叩いたりしています。

そこにいる「あなた」がカメラを持っているとしたら、その位置から撮る写真は
あなただけのものである。

たったこれだけのことなのです。



昨年までヤマハラグビー部の取材をしていた私は、常にゴール裏でカメラを構え
ていました。
この位置から狙う写真は自分だけの写真だと自負を持ち、仕事に当たっておりま
したが、どうしても撮れない写真がありました。

今日撮った↑の写真がそれで、選手と共に応援するバックスタンドの応援団に
挨拶に来るコーチとマネージャーの写真がそれでした。

ゴール裏からは応援席のこの位置に走っていっても間に合いません。
今日はバックスタンドにいて応援をしていましたから容易にこの写真を撮ること
ができました。

どちらの位置からも全ての写真を撮ることは不可能です。
もし同じ位置に写真がズラリと並んでいる意外は、あなたのカメラは誰よりも
その場所を表す視点となるのです。

ブログも同じです。さまざまな方がさまざまな家庭、仕事環境下でブログを書い
ていますが、誰も全く同じ時間と視点を共有していることなどないのです。

つまりはあなたの身のまわりのことはあなたの独自の視点によって表現される
のです。

写真がそうであれば、その写真に込めるあなたの思いはさらに独自となります。

日常生活の中にどんなすばらしいこと(花)を見つけるか、その観点や気づきは
あなただけに許されたものではないか

そう考えれば千差万別、あなただけの視点と心でブログが書けることに気づく
ことができます。

どうぞあなたの今目の前にあることで表現してみてください。
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