夏休みカブトとり
夏休みの思い出、たまには仕事を離れまして懐かしい話を書いています。
今のようにどこでもカブトムシが買えるなんてこともありませんで、カブト
ムシもクワガタも森にとりにいくのが子供たちの楽しみでした。
暑い最中に森の木を見上げながら探すのも大切ですが、カブトムシの生
態を考えて、前の晩食べたスイカをちょっと残して前の晩にお宮の森に
置いてくるなんて知恵もありました。
夏になると、住んでいた団地では盆踊りの練習がはじまります。
広場にやぐらを組み、明かりをつけて盆踊りの練習をする。
女の子たちは一所懸命にやりますが、男の子たちはそんなことはした
くない。
水銀灯の下に集まっては飛んでくる虫を捕まえていたものでした。
その頃に見つけた秘密の場所は、水のあるところでした。
団地にはところどころに給水タンクのようなものがあり、水道の元のよ
うなところがありました。
フェンスに囲まれていましたが、鉄の冷たいタンクにカブトムシがいて
水を飲んでいることがありました。
盆踊りを抜け出して高いフェンスをこえては給水タンクのまわりを探し
たものでした。
虫はいつ飛んでくるかわかりません、暗くてちょっと怖いのですがタンク
の下に座り、いつ来るかわからないカブトムシを待っていたのでした。
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