被写体フレンドリー

もとお@SEAES

2008年07月16日 15:20



SEAESが撮る写真にはいくつかのスタイルがあります。

根本理念は「被写体フレンドリー」、あらかじめお話をして仲間意識を養い、
楽しいイベントならば、さらに楽しさを演出して写真に収めることを意識して
います。

実は現場の写真は、ある演出をして撮影しています。

これは楽しさ演出写真などではよく使えるテクニックですのでお伝えします。
(もちろん、楽しいシチュエーションでなければいけませんが)



たくさんの人が集まりますと、写真を撮られることに集中ができません。
まずは、カメラマンは全員に対して写真を撮ることをアピールします。

「さあ!みなさん楽しい写真を撮りますよ~」というのが始まり。

まず一枚を撮りますが、その時に少しガッカリした顔をしてみます。

「元気がないなあ、さあもっと元気を出しましょう」

ここでまた一枚、「まだまだっ!」

「元気なポーズをとりましょう」とカメラマン自ら手を振り上げてみせる
のです。

「いきますよ~ はい、元気!」 ここで数枚を連続して撮ってしまい
ます。

多くの人を集中させておける時間はしれていますから、手を振り上げ
ることで被写体側から時間を限定してもらうのです。

「元気~!」 手を振り上げて楽しい顔をするのはこのタイミングだ。
それぞれが写真に参加する意識を持っていただくのです。

イベントの集合写真の出来は、イベントの楽しさを語る最も大きな要素
になります。

どうぞみなさん試してみてくださいね。

SEAESがお手伝いもいたします。

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