2009年11月06日

都市開発と地球環境

都市開発と地球環境


Business Media 誠で連載している杉山淳一さんの「+R Style」は、
必ずと言っていいほど読んでいる記事だ。


■Business Media 誠:
「杉山淳一の +R Style:第16鉄 かわいくてかっこ良くて便利な電車——富山ライトレール (1/4)」

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0910/31/news004.html

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0910/31/news004.html


その杉山さんが「軽量鉄道交通(LRT:Light Rail Transit)」で有名な
富山県の「富山ライトレール株式会社」についてレポートしている。

この記事を読んで、かなり共感するところがあったので、
忘れないようにエントリーしておく。





杉山さん曰く、

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富山ライトレールの成功はそんな理屈ではない。
このお客さんたちが電車に乗る理由は、社会や環境といったお題目ではない。
かっこ良くて、便利で、安いから乗るのだ。

感性で人を動かせば、エコロジーやエコノミーなんて、あとからいくらでもついてくる。

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これ、関係者の方は是非一読頂きたいと思います。

確かに道路整備も必要です。
でも、本当に便利な社会って公共交通機関の充実にあるんだと思います。

都市部では複々線化が相当な予算を投下し行われています。
それはそれは凄い工事です。

浜松市でも遠州鉄道(通称:赤電)の線路沿いも高架が進んでいますね。
でも、単線が高架化しても便利になるのか?というと微妙なんだと思います。

ここから先は「卵(利用者の増加)が先か鶏(複線化などの設備投資)が先か」
という論理になっていくんでしょう。

それほど大規模にやるくらいなら、
LRTを導入する事も検討に入れても良いんじゃないか?

特に浜松市北部にある「都田テクノポリス」への公共機関にアクセスが悪すぎる。

電車で行こうにも最寄り駅が無い。
バスでも浜松駅から一時間は最低かかる。
タクシーでは料金が高いから結果的にレンタカーを借りる事になるのだ。

赤電の遠鉄自動車学校前駅くらいから都田向けにLRTを施設する事で、
よりアクセスが良くなったりしませんかね?

都田テクノ内を循環するミニバスを走らせる事も良いと思います。

浜北に出来たショッピングセンターまで赤電を走らせて、
そこからLRTで都田周辺をフォローする事も面白いんじゃないか?

再三書いた「パークアンドライド」と連携する事も視野に入れるべきだろう。

杉山さんが言うように「カッコ良くて便利で安い」インフラ整備がされたら、
自ずと利用者は増える事になるのだ。

そういう都市開発を目指して欲しい。

理想的な暮らしが出来る日はまだか?





■富山ライトレール株式会社
http://www.t-lr.co.jp/

http://www.t-lr.co.jp/




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Posted by もとお@SEAES at 16:44│Comments(0)SEAES Seeds
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